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NHK「くらし☆解説」からファクタリングで取材を受けました。

給料の「前借り」サービスと宣伝する事業者による
被害の相談が相次いでいます。今井解説委員

【給料の「前借り」サービスとは、どういうものですか?】

 


ネットやSNS、スマホのアプリで、「給料を前借りできます」などと宣伝している、「給料ファクタリング」というサービスです。いくつかの事業者のホームページを見てみると、「借金ではないので利息の心配はありません」、「他の借金を延滞しているなど、いわゆるブラックリストに載って消費者金融から借りられない人でも大丈夫」「夫が仕事をしていれば主婦でも利用できます」と宣伝しています。この夏以降、急速にこうした宣伝が増えたという指摘があります。

【具体的には、どのようなサービスですか?】


例えば、給料日より早くおカネが欲しいという人が事業者に、20万円の申し込みをすると、その人の口座に18万円が振り込まれます。

20万円の申し込みで、振り込まれるのは18万円ですか?
差額の2万円が手数料です。給料が出たら、手数料を含めて、事業者に20万円を支払う。という形です。

利息はなくても手数料はとるのですね
はい。そして、手数料が高いケースが多いので、注意が必要なのです。

でも、おカネを受け取って、給料がでたら支払う。これは借金ではないのですか・・?
事業者は「違う」と言っているのです。あくまでも、勤め先から「給料を受け取る権利」を買い取る契約をしているので、「おカネの貸し借りではない」と言うのです。

でも、それだったら、事業者が、勤め先から、直接、その分のおカネを受け取らないといけないのではないですか?
ただ、勤め先に知られたくないという人が圧倒的に多い。だから「会社に秘密に行うこともできなす」と宣伝しているところも多くあります。その場合、利用者が自分たちに代わって給料を受け取り、入金する形をとるというのです。

【なぜ、借金ではないと言っているのですか?】

悪質な取り立ての相談もあります。


それによって、合法だと言えるから、と見られています。
というのは、消費者金融などの貸金事業者については、かつて多重債務問題が大きな社会問題になったことから、今では、
▼ 都道府県などへの登録が義務付けられて、
▼ 金利の上限が20%以下に定められています。また、
▼ 信用情報機関などを通じて返済能力を調査する。
▼ 年収の3分の1を超えて貸し付けてはいけない。
▼ 取り立て行為も、深夜に自宅に電話をしたり、正当な理由がないのに勤務先に連絡したりすることが禁止されるなど、厳しい規制がかけられています。
一方、給料ファクタリング事業者は、自分たちは、おカネを貸しているわけではないので、こうした規制の対象にはならないとしているのです。

【ファクタリングとは】

ファクタリングとは

もともと、ファクタリングは、中小企業などが、商品などを納入した。その代金をあとで支払ってもらう権利(売掛債権)を売って、早めに代金を回収するというサービスが、一般的です。給料ファクタリングというのは、それを個人向けにした形をとっていますが、取引先にあたる勤め先には何も知らせず、2者の間でのやりとりをしていることが多いというのが、この問題に詳しい弁護士の指摘です。

悪質な取り立ての相談もあります。

ただ、トラブルによる相談がこの夏以降、急に増えているというのです。例えば、もともと事業者向けのサービスを手掛けている業界団体の日本ファクタリング業協会には10月以降、200件近い相談が寄せられていて、東京弁護士会の電話相談や全国の消費生活センターにも相談が寄せられていると言います。

【どのような相談ですか?】
例えば
▼ 8万円分の給料の権利を売る契約をしたところ、5万円が振り込まれた。2週間後に8万円を支払うことになっていたけれど、払えない。といった相談です。年率にすると、1000%を
超える手数料になります。また、
▼ おカネはきちんと支払ったのに、勝手にまたおカネが振り込まれていて、次の給料日にその分の手数料を含めて支払うよう言われた。
▼ 支払いが数日遅れただけで、追加で、5万円の遅延金を払うよう請求された。
といった相談です。
中には、支払いが遅れると、
▼ 真夜中に取り立てにきたり、勤務先や親族に電話をして執拗に支払いを求めたりと、
悪質な取り立ての相談もあります。

【年率1000%って、高すぎですよね】

悪質な取り立ての相談もあります。


そうですよね。この詳しい弁護士は、1000%までいかなくても、年率で100%を超える契約の相談が多いと言います。最初は、数万円と思って利用しても、支払いができず、その支払いのために一カ月分の給料について、いくつもの給料ファクタリング事業者を利用する。結局、雪だるま式に支払い額が膨らむことになりかねないと懸念しています。

【これは本当に合法なのですか?】

悪質な取り立ての相談もあります。


この問題に詳しい弁護士などは、給料ファクタリングの多くは「ヤミ金融」の疑いがあると指摘しています。というのも、「給料を受け取る権利を売買しているのだけだ」と言っていますが、勤務先に知られないように、二者の間でおカネのやり取りをしているケースが多く、それは、事実上、貸金業ではないか。
登録をしていないのなら、ヤミ金融の疑いがあるという考えです。先週開かれた、政府の多重債務問題などに関する懇談会でも、出席した弁護士から、金融庁や警察に対して、注意喚起や取り締まりなど、対策を急ぐよう求める声があがりました。金融庁は、このところ出てきた新しいサービスなので、まずは実態を把握した上で、きちんと対応していきたいという、という段階です。

【なぜ、いま、トラブルが出てきているのですか?】

悪質な取り立ての相談もあります。

よくはわかってはいませんが、事業者団体や弁護士は、最近、振り込め詐欺やヤミ金への取り締まりが厳しくなり、そうしたところで暗躍していた集団が、「合法」と掲げることができるとして、一気に、なだれ込んできているのではないか。
一方、利用する側については、ここ数年、消費者金融より安易におカネを貸すとして批判が強かったカードローンについて銀行が融資を厳しくしたため、おカネを借りられなくなった人が「合法」で、手軽に借りられるという宣伝を目にして、利用していることが考えられるとしています。

悪質な取り立ての相談もあります。

心配ですね
はい。先ほども話したように、手数料が高いケースが多く、支払わなければいけない額があっという間に膨れ上がる心配があります。まずは、安易に利用しない。安易にアプリをダウンロードしない。ということが大事だと思います。そして、金融庁や警察は、放置して深刻な被害が広がる前に、対策を急いでほしいと思います。

すでに借りてしまい、支払いに困っているという方は、どうすればいいのでしょうか?
この問題に詳しい弁護士は、申し入れをしたり、裁判を起こしたりすれば、おカネを支払わなくても済む可能性がある。すでに払ってしまったものも取り返せる可能性がある。無理におカネを調達して支払いをする前に、法律の専門家に相談をすることを考えてほしいと話しています。

どこに相談をすればいいですか?
各地の弁護士会のクレジットサラ金など借金に関する相談の窓口や、法テラス、さらに自治体の無料の法律相談会などがあります。ただ、給料ファクタリングは、新しいサービスなので、対応策が広く知られていない心配もあります。だからこそ、なによりも安易に利用しないこと。